練習と研鑽


レコーディングについて

あれこれ研究して、

一曲を実験材料として

かれこれ

半年以上録音を試してきました。

いろんなギターを

セッティングを変えて色んな

バリエーションで弾いてました。

だから一日6パターンくらいは

録音のサンプルが出来るんだけど、全然気に入らない。


そして疲れてしまって

久しぶりに前回のCDを聴くと、

録音も編集も荒いし

時間もなかったけど

別にそれで

成立してるんですよね。

だから

別に変に凝らずに

また前回みたいな感じで

録音すればいいだけなんで

しょうね。

録音について

良く知らないもんだから

情報に踊らされてたのかも

知れません。

あと、作曲に疲れて

逃げてた部分もあります。

でも悟りました。

音楽には、

ただ良い音楽があるのみで

後は一切関係ないと!


そして、気分転換に

久しぶりに何か

違う音楽でも聴こうと思って、

聴いた事がなかった

バックハウスと言う人の

ベートーベンのピアノソナタを

聴いてみました。

とても良かったです。

でも、

ショパンか何かの

録音はジーってずっと

ノイズが入ってるんですよね。


多分、

YouTubeで音楽制作

を教えてる人からしたら

あんなノイズなんて

あり得ないでしょう。

まあノイズがないに

越した事はないし、

ノイズがないバージョンが

あれば結局そっちを買うだろうけど、

そうじゃない音楽の大事な

部分もあると思うんですよね。


ノイズまみれのバックハウスより

もっと現代の良い録音の

演奏者のが良いか?

と言うとそうじゃないですよね。

バックハウスにしか

出せない音が

良いんだと思います。

それが音楽じゃないですか。


だから、

僕に置き換えたら

激安の機材だって

音楽さえ良ければ良いわけです。

逆にどんなに馬鹿高い

機材に囲まれてたって

変な音楽を作ってたら

意味がないわけです。

当たり前だけど音楽は

音質じゃないって事だと

思うんですよね。


だから、

DTMで検索すれば

YouTubeとかでみんな色々

音楽制作や録音の情報を 

あれが良いだの

これが良いだの

有料動画やアフェリエイトで

収入得ながら作って

話してるんだけど、

実際には

誰も音楽についての

本当の話なんて

してないと思うんですよね。

だって本当の音楽の話なんか

名曲を作曲した人や

バックハウスみたいな名人に

しか分からないはずだもんね。


でも、音楽やってる以上は

本当はそこにこそ

こだわらないといけないと

思うんですよね。

だから本当に音楽が好きなら

「音楽にそんな機材なんか

要らねー、

そんな事考えてる暇と時間が

あるなら

その全エネルギーを音楽に注げ!」

と言うはずなんですよ。


ただね、

楽しいんだよね、、

機材が

あーだこーだ言ってるのも。

でも、 

この思考に陥ってたら

良くない時でしょうね。

良いギターを買いましょう、

とかね。

(お前じゃないか!)


機材に金かけちゃう心理の

沼にハマってる時は大抵

ダメな時ですね。

だって本当は

音楽でやる事なんて

とてもシンプルだもん。

もう言わずとも

誰もが分かってるはず。

それは練習と研鑽のみ!

それ以外は全部が言い訳!

自分に言い聞かせてます。