楽器の良し悪しの判断


僕が50万くらいのギターを

試奏したとしても、

今は大抵は

「え?

この音で50万もするの?

じゃあ要らないです。」

となります。

「これだけ出すと

さすがに良い音だなぁ、

欲しいなぁ、、」

とはならないんです。


そう言う価格帯はほとんどが

個人製作家のものだと思いますが、

好みがあるし

作品の出来の違いもあります。

僕の耳が良いかは分からないけど

色々失敗しながら経験した

現時点での僕の聴力では、

30万から50万のを

15から20本くらい試奏して

やっと一本気に入ったのが

出てくる感じ。

だから9割は気に入らないです。

ほとんどが

「え?これで50万なの?」

みたいに思います。

でも、

昔ならそんな事さえも

分からなくて

「ああ、

これが50万の音なんだなぁ、、」

としか分からなかったはず。

失敗しながら学んでいくのだと

思います。


値段で区切るのも変だけど、

やっぱり10万で許せる音と

50万で許せる音は違うし、

値段なりの良い音じゃないと

許せないじゃないですか。

50万も出せば質の悪い楽器なんて

あるはずがない、

と思うじゃないですか。

でも、高くても

音質が良くなかったり

バランスが良くない楽器も

結構あります。

それを次に売ろう、としたって

半額以下になってしまいます。

楽器の良し悪しが

判断できるようになる

までが大変なんですよね。

それも失敗しながら

経験しないと何がどう良くて

どう悪いのかさえも分からない。

僕も間違う可能性もあるし

それでも少しずつ成長して

耳が鍛えられてる感じです。