CD制作終わりました!


やっとCD制作が

終わりました!


宅録初心者なので

本当に大変でした。

12月から

一から機材集めて

音楽作成ソフトの操作を

覚えてやりました。


何も知らないので

モタモタして時間も

かかりましたが

録音の量が大変で

一曲で300テイクくらい

録りました。


録音で悩まされたのは

チューニングで

ギター1本の時も

メインと伴奏を

合わせる時も、

いくら正確に合わせた

つもりでも毎回違います。

それだけで1週間

悩みました。

多分、

自分が許容出来る範囲で

バランスをみて探して

いくしかないのです。

あと、

なるべく同じマイクの

位置で録音したつもりでも

結構違います。

それと演奏そのものの

出来を合わせて考えると

大量にボツになるので

ネタはいくらあっても

困る事はないのです。


でもそれだとキリがないし

あまり弾きすぎても

腕や手に良くないので

頃合いを見てやめます。

「これだけ弾いて

納得いかないって事は

つまり

下手なんじゃねーか!」

でもダラダラしてなくても

僕の場合は

録音は一曲で10日くらい

かかる気がします。


録音が終わると

次にミックスと言う

作業で、

右からどの音がどれくらい 

聞こえるようにするか?

とか、

各パートの音量の

バランスとかを整えます。

一曲ずつミックスしたもの

毎日散歩しながら

聴いてみて、

変な所は

修正していきました。


次に最終段階は

マスタリングと言う作業で

アルバムを通して聴いた

全体の音量のバランスを

整えたり、

前の曲の終わりから

次の曲の始まりまでの

タイミングを整えたり

します。

マスタリングしたものも

スマホに入れて

何回も聴きながら

調整しました。

この整える工程で

1週間はかかりました。


そこまで出来て

さあ!業者に提出しよう!

と思ったら

「音楽のデータをCD-r

にコピーして

提出してください。」


、、えー!なんだそれ?

データ転送すれば

良いんじゃないの?

持続化給付金とかの

申請だって

ネット一つなのに、、

クラウドとかも

あるじゃん、、


「別にデータでも良いけど

中身がちゃんと入ってるかは

確認出来ませんよ。」


はぁ??

高い金払うのに

上手くCDに焼けてるか

確かめないの?

何だそれ?

怖くて頼めないじゃん。


そして仕方がないから

事前に確認出来る

CD-rと言うのを

調べてみると、

今ではもう製造されてない

メーカーのCD-r

プレミアのついてるやつが

良い、

とみんな言ってます。


、、何だそれ!

なんでそんなに供給が

不安定であやふやなんだ?


「それから

CDジャケットも

デザインしてください。

3万くらいする

専門のソフトで。」


えー!そんなの

写メじゃダメなの?

音楽の事ならまだ

僕も努力出来たけど、

専用ソフトで

ジャケットデザイン?

しかも今からなんて

もう無理だよ、、


僕は音楽は作るし

写真くらいは撮れるよ。

でも専門のソフトで

ジャケットの

デザインなんか

専門外で分からないから

そっちでやってよ!


せっかく録音を編集を

頑張って終わらせたのに、

最後の提出の所で

僕にとても精神的に

ダメージを与えました。


なんかもう面倒

臭くなってきたな、、

もう要らねーよ、

CDなんか。


と思い始めていた時、

とても親切な

CDプレス業者が見つかって

すぐにお願いしました。

データがちゃんとしてるか

チェックしてくれるし

ジャケットもデザイン

してくれます。


提出の当日は朝6時に

起きて二回散歩して

全曲通して聴いて

チェックしました。

録音から今までで

起きてる間は

耳にイヤホンとか

ヘッドホンを

入れっぱなしだったので

耳に疲労が蓄積されて

疲れてるのが分かりました。

そして提出が終わり、

問題がなければ

CDプレスになります。


提出してしまったら

もの凄く気分が

楽になりました。

「もうあの音楽だけを 

毎日聴かなくても

良いんだ、

もう他の音楽を

聴いても良いんだ、

もう違う曲を

作曲しても良いんだ、

もう違う事を考えても

良いんだ、、」


なんか退院してきた

みたいな開放感で、

昨日は浮かれまくって

違う音楽聴いて

朝からずっと

歩きまわってました。

楽器屋さんで

「すみません、

ここにある打楽器を

全部叩いてみても

良いですか?」


「手の消毒を

してもらったら

大丈夫です。」


そこから1時間くらい

嬉しくて

ずっと夢中で打楽器を

叩きまくりました。

あんまり

叩きまくったので、

タダで帰るのも

悪いな、と思って

1番安いシェーカーを

買って帰りました。


浮かれて

シェーカーを振りながら

歩いてると、

上野に差し掛かる辺りで

スケボーをもった

外国人が警官三人に

囲まれてもめてました。

警官が

「ジャパニーズ・ルール!」

と叫んでました。

その横を

僕がシェーカーを

振りながら通過しました。

地元では

下校中の小学生たちが

シェーカーを

みんな見てました。

大人はあんまり直接は

見ないけど

子供は

マジマジと見てました。

僕より子供達の方が

落ち着いてました。