哲学を読む

哲学の本を
読み始めてるのですが、
人にはそれぞれ色んな
考え方はあるだろうけど、
哲学はそれを掘り下げてみる方向に
いくものなんでしょうね。

そうすると感じ方が変わる事もある。
「今までこう考えてきたけど、
良く考えてみるとこうかも知れない。」

それを掘り下げないって
選択肢もあると思うし、
それ無しに生きる事も出来るし
それでも良いとも思うんだけど、
良く考えてみたら
2400年前から僕ら人間には
似たような葛藤が
繰り返し繰り返しあるわけで、
全然それは古くなくて
今と全く同じなんですよね。

しかも現代は段々みんなが
本も読まなくなって
あまり考えなく
なってきてるわけでしょ?
考える事が低下してしまうと、
生き物の中で考える能力が
一番発達してたのが人間で
それゆえに生物の中で
優遇されてきたのに、
そうじゃなくなってしまう
気がする。

動物達
「お前らは考えるから
凄かったんであって、
考える能力がなかったり、
考えないなら、
それはちょっと話が
違うんじゃないの?
なんか僕らを
凄く見下してるみたいだけど。」

このまま行けば
偉いのは全て機械であって、
人間は味のなくなった
ガムみたいになっちゃう。
考えないから心が
コントロールされなくて、
欲とか快楽のみに
心を動かされて
そこでグルグル回って
人生お終いになってしまう。
みんなの考えや行動は
ワンパターンになって、
それは支配する人からみたら
扱いやすくなる。

せっかく人として生まれたんだから、たまにはちょっと立ち止まって
色々考えてみる時期を設けても
損はないんじゃないのかな?
と思っています。