ソクラテスって、、誰だっけ?

ソクラテスは
2400年くらい前の
アテネの哲学者で、
質問が好きな人で、
文章を自分で残してないから
弟子のプラトンが
それを残したらしいです。
(嘘か本当か知らないけど。)

入門として良さそうな
ゴルキアスと言う本を読みました。

ゴルキアスと言う
どんな質問にも
答えられると言う
最強の弁論術の人と
ソクラテスが弁論で
対決する内容なのですが、
読みやすいし、
めちゃくちゃ面白い!

最初は
ソクラテスが
あまりに理屈っぽくて面倒臭いから、
「うわー、
こんな人じゃ
みんなから嫌われちゃうだろうな」
と思うんだけど、

相手から
「金も権力も思いのままになるなら
アンタだってそうなりたいだろ?」
って言われて
「、、別に」

「世の中は弱肉強食なんだよ、
弱い奴がひがんで公平だとか
綺麗事みたいな事ばっかり
言ってんでしょ?」
って言われて
それに反論していきます。

「分かった、分かったから
もう辞めてくれ!」
って言われても
「話を逸らすなよ!」
みたいな感じで
降参してる相手に
一人で延々と
ボコボコになるまで
喋ってるんですよ。

ソクラテスは
曖昧にしたくない人で
ちゃんとしたい人なんだと思う。
そして誰よりもちゃんと
人と向き合ってる。
ひねくれ者なのに
一貫したポリシーと優しさがあって
かっこいい。

本当にこんなやりとりが
あったかどうかは分からない。
プラトンが
テープレコーダーで
隠し撮りするのを
忘れてたから。

でもプラトンの中で
嘘は書いてないと思う。
きっと彼はソクラテスに
こう言って欲しかったんだろうし、
事実そんな人だったんでしょうね。

どこにもこんな人居ないくらいの
強烈なインパクトがあるわけだし
主張に一貫性があるんだし、
ソクラテスがどう言うかは
彼には
容易に想像出来るはず。

プラトンって人は
ソクラテスの事が
本当に大好きだったんだろうな、、
良く分かるよ。
僕も弟子入りしたいもん。